芳賀矢一の酒
国文学者の芳賀矢一(福井生まれ・慶応3?昭和3)は、東宮時代の昭和天皇の侍講であったが、二日酔いで、急病と称して参内をとりやめたというのだから、まさに酒豪であった。東京帝大の「国文談話会」の懇親会には、出席者の前に徳利又はビール瓶を一本おいたが、この博士の前には角瓶のウイスキーを一本ときまっていた。それを散会の前に一本あけるのだった。
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