大衆車を含む一般向けの自動車が標準的に灰皿を備え付けるようになって久しいが、マツダ・ペルソナは例外的にオプション装備とする事で話題を集めた。最近は軽自動車などでは灰皿を装備していないことが多い。運転者の中には、灰皿を装備していない自動車でカーショップで売られているコップ型の灰皿を愛用する人もいる。飲料類を車内で保持する「カップホルダー」に装着して使用する。すぐに火が消せるものが望ましい。
車内にはシガレットライターという自動車用のライターが装備されてきたが、灰皿とともに設置車両が減少している。しかしシガレットライターは「車内用電源ソケット(12/24V)」としても利用されるため、ライターの機能のみを取り除いてソケットを残している車両もある(日産・マーチ(K12型)など)。
日本では近年、ごみの分別収集などが厳格化したこと等に伴って、スタンド灰皿やごみ箱を置くと、却ってその場所に無秩序に大量のごみ等が捨てられるケースもあり、公衆衛生上問題であることから、自治体などによって撤去が進められているケースもある。これに似た状況は、1990年代より自動車専用道のサービスエリアやパーキングエリアに設置されたゴミ箱に家庭ゴミなどが大量に投棄されるようになった問題や、2000年代においてコンビニエンスストアの店頭ゴミ箱に家庭ゴミを放置されるなどの問題も見出される。
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また、灰皿を設置すると、その場所では頻繁に喫煙が行われ、吸殻自体が燃えて多量の煙を発生させるなど、煙源となってしまうため、悪臭や煙により周囲の空気環境を汚染し煙害を引き起こすなどの問題もある。
一般に言うところの公共施設やコンビニエンスストア・スーパーマーケット・ショッピングモールなどの一般に広く利用者を集める小売店や飲食店では、利用客等に入店前の吸殻処理による店内禁煙の遵守を促すため、出入り口付近の戸外に灰皿が設置されている店舗も見られるが、これら灰皿は特に用途は明示されていないため、喫煙所となっている場合も散見される。